クイズ☆ギリドメ! 構造視聴メモ
よしもとニュースセンター:ケンドーコバヤシがMCを務めるクイズ番組『時間を支配しろ! クイズ☆ギリドメ』が放送決定!で書かれていた番組が、関テレでオンエアされたのでメモ。
よくできた二段構成の番組。
クイズ番組としての性質は、答えが複数解ある問題が出されて、制限時間まで、列挙していくというものを、対戦形式で繰り返すという性質のもの。最終問題だけは、短答式を制限時間までっていうもの。
その制限時間の設定法がクイズ部分でのキモ。
用意された映像があって、示された条件が達成されるまでが最長の制限時間。条件が達成されるまで映像を見てしまうと、いわばバーストってことで、その問題でも解答数をゼロとなる。
なので、その条件達成前に、映像を止める役の人が、その映像を止めないといけないってことで、その映像を止めるまでが解答の制限時間になるという仕組み。
最終問題だけ、映像条件ではなく、今回は、スタジオで行う、キャプテンがぶら下がり健康器にぶら下がっている時間ってことになっていたけれども。(止める役の人は一応あり)
で、この番組には、芸能人が集まって映像を見るという、もう1つの性質も入っているところが、なかなか上手い。映像が制限時間の物差しになっているということにより、その性質も獲得することになるのだ。
クイズの後で、制限時間の物差しとなった映像をおさらいするパートが来る。ゲームの性質上、1回で映像を全部見ることには、基本的にはなりにくい。
そうなると、見ている側は、対戦形式のクイズになっていることから、少なくとも、この映像は、視聴者にとっては、2回途中まで見ていることになる。
(ちなみに、相手チームが回答している間は、その自分のチームは映像や音は見聞きできない状態になっている)
ということは、視聴者側からしても、映像を途中までしか見ていないわけだから、映像のオチというか最終結果がどうなったのかわからない。そうなると、とりあえず映像を最後まで見たいということになる。引きが強くなる。
あと、映像が異なるという点だけで、ものすごーく新鮮に見ることが出来たのが不思議だった。よくよく考えてみると、映像を見つつ、クイズに応えて、映像を再度見るというルーチンワークでしかないんだけれど、なんでなんだろう。不思議だ。
この系統の融合型の番組の普及で、単なる映像を見るだけの番組が駆逐されることを望むのだった。
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