VAIO PCG-FX55V/BPの中のHDDをBUFFALOのSSD(SHD-NH64PU2)に交換した時のログ
毎度おなじみのメモリスロットの片方がアレなことに定評のある、我がPCG-FX55V/BPであるが、今回、その中で、3個ほど不良セクタが出ていたHDD(30GB)を、去年の12月に買ったまま放置していたBUFFALOのSSDであるところの、SHD-NH64PU2(64GB)へと交換する事にした。
本来なら、こいつには、元のデータを移転させるための道具もついているのだけれど、今回はそれはせず。単に交換をするだけにした。
その交換時にメモった事をそのままここに書くのだ。なお、今回思いっきり参考にしたのは、以下の2サイトになる。というか、ほぼそのまんまの行動をとった。
ノートパソコン分解 PCG-FX55S/BP VAIO分解の準備
ノート用内蔵HD取付 Vaio NOTE FX編
なので、単にその交換方法を知りたいのなら、そっちを見た方が早いのは内緒。
当記事は、色々な要素を書きながらの、とりとめのない文章になっているので、まったくもって実用向きではない。単なる読み物として読んでもらえれば幸いである。
ってことで、適当なログ開始。
売り上げランキング: 10,530
事前準備・バッテリーはとっくに外していた
この手の作業で必ず出てくるのは、バッテリーを外せという話になる。理由は、微弱電流でアバババってならないためである。しかし、いつ販売されたノートPCだよおい!ってことで、バッテリーは使い物にならず、とっくの昔に外していた。
すなわり、自動的に第1関門は突破した事になっていた。おめでとう。
キーボード近くのディスプレイ寄りの部分を取り外す
どうやら、最初の作業としては、キーボード近くのディスプレイ寄りの部分(電源ボタンやスピーカーが付いている部分、以下、「キーボードの上部分」という)を取り除かないといけないようだ。
このノートPCを、通常使用するときに開く際に、ディスプレイ・モニターがある位置を、時計でいうところの12時、キーボードがある側を6時と定義した際に、9時の位置の側面にあるネジを外す必要がある。
そのネジをはずし、「キーボードの上部分」を、3時方向にスライドしつつ、鉛直上向きで取り外した。
なお、その部分とPC本体の基盤部分とは、ケーブルで繋がれていた。要するに、やったー取れたといって、その部分を手に持ちながら万歳でもしてしまうと、ドエライ目にあうことうけあいである。ちなみに、そのケーブル部分は、先が青い長めの付箋状になっていた。その青い部分に接続端子があった。
青い付箋っぽいケーブルを取り外す
さっき確認した、青い長い付箋のごときケーブルを、基盤から抜く作業へ。
そのケーブルは、真上からみると、その近辺の基盤の差し込み口のうち、真横に2つ並んだもののうち、左の口(9時と3時に並んでいると言った際において、9時の方)と引っ付いていた。そのケーブルを、力を抜きつつ引き抜いた。
どれくらいの力かと言われても、塩ひとつまみ的な手の形をしつつ、引き抜いた気がするが、力加減はちょっと思い出せない。
キーボード部分ずらし
次は、キーボード部分をどうにかするターン。キーボードを固定しているネジは、F6キーから12時方向に伸びている金具の先のネジ1個となる。これを外した。
キーボードをほんの少し鉛直上向きに浮かしつつ、12時方向にスライド。まず浮かしつつというのは、HDDを包んでいる金属カバーの出っぱり部分によって、キーボードがスライドしないようにロックされている状態になっているためである。
さて、このキーボード部分もまた、基盤の接続差し込み口とケーブルによって繋がれているのであるが、なんとなーく、このケーブルを引っぱり抜くのが怖い。私、不器用ですから。
キーボード部分裏返しと支えアイテム
ってことで、ノートPCを通常使用するときに開く際の、開き角度よりも、さらに大きな角度で開き(角度にして140度ぐらいはいっていたかもしれない)、キーボード部分を、その接続差し込み口部分を軸にして、ひっくり返す感じで、モニターの表面に寝かせる風の形で、やり過ごす事にした。
ちなみに、その際、角度を大きくした事により、ノートPCの重心がモニター側に移り、バランスを欠く事になるため、近くにおいてあった、B6サイズの会社四季報を、ディスプレイの後ろにおいて支えにすることで、バランスを保つ事にした。
なお、その支えは厚みのあるものならば何でも良い。なので、日経会社情報でもいいと思うよ。
HDDを包む金属のガワを外す
基盤とHDDを包む金属のガワ(HDDを包んでいる金属カバーのこと)は、ネジ4個で引っ付いていた。まずは、そのPC本体とカバーとを外す作業として、固定ネジ4個を外し、分離作業へ。
なお、この基盤との分離の際、鉛直上向きで取り外す事になる。この段階では、金属のガワとIDEコネクタはネジ2個で固定されていて、かつ、IDEコネクタ自体も基盤と、白色の差し込み口ではめ込み式により繋がっている状態になっているので、ほんの少し優しく取り外した方がいいのかもしれない。
さて、取り外した「HDDとその金属のガワ部分」は、それはまたそれでネジ4個で固定されていたので、これも外したのだった。
IDEコネクタとHDD引っこ抜きで右往左往
さて、現状では、ガワ部分とIDEコネクタはネジで固定されていて、HDD本体とIDEコネクタは黒色差し込み口の部分で繋がっている状態になる。
つまるところ、黒色の部分に差し込まれているHDDを抜いて、SSDを付けかえて、あとは、ここまで書いた動作の逆をやっていけば解決するのだ。
ってことで、金属カバーとIDEコネクタの固定ネジを外してから、HDDを引っこ抜く作業へ。正直、ここの固定ネジを外す必要はないとは思う。でも、私は、黒部分の抜き差しでやらかしをするタイプだという自覚があるので、少しだけ慎重にしてみたのだった。
結果、うん、抜けた。けれども、なんどなーく、HDDの接続部分がほんのすこし曲がった気もしないでもない。とりあえず知らん顔をした。
ちなみに、このHDDは、どうやらHITACHI DK23CA-30Fとのこと。ほんの少し曲がった事は無視して、これはまた別の何か別のガワを買ってきて、ちょっとした保存容器として使う日がくるのだろうか。今時IDEで30GB(しかも部分的壊れ)で何ができるのかはしらんけど。
IDEコネクタとSSDを接続
次はそのIDEコネクタの黒色部分にSSDを取り付けるターン。でも、この状況だとなんとなく入れにくい、ということで、金属カバーとIDEコネクタとを再びネジで固定。その後、SSDの取り付けへ。おそるおそるやっても上手く行かないくせに、別に壊れてもいいかと思いながら差し込むと成功。うーん、私の性格はそういうところにあるのか。
以下、上記手順を巻き戻し
あとは閉まっちゃう作業。上記手順を逆回転。どんどんネジ固定していくターンである。外す際は特に必要ななかったけれど、ネジを止める際は、ネジが基盤上を転がっていくのを防止するために、あるいは、転がってもすぐ回収できるように、念のためピンセットを用意しておいた方が無難である。
というか、不器用な人間にとってはこれがないと、ちょっとしたてんやわんやであり、実際、ちょっとしたてんやわんやがあったのは内緒だ。
PCの電源ON、そして…
しまっちゃう作業を終了した。電源ケーブルをつないで電源ON。Phoenix BIOSで様子を見ると、Primary IDE Adapter 64023MBになっていた。ということで、ちゃんと認識してくれているようだ。不器用な私でも、うまくいったようだ。やったね。
さて、ここまではいいとして、じゃあ、今後、どのOSを入れようかという話になる。正直、このノートPCだと、Lubuntuですらどうも重い気もするので、もっと軽くと考えると、Puppyさんになるのか、といっても、Plop Boot Manager+USBメモリを使って起動という遊びはとっくにやっているので、そのままではつまらない。
ってことは?ってことで、気が向いたら次回に続くかもしれない。
Pick Up
- 1
-
Macbook air Mid2012 のバッテリー交換を行おうとして右往左往したときのログ(前編)
やったときのログシリーズ、バッテリー交換編
- 2
-
Macbook Air Mid2012 のバッテリー交換をしたときのメモ(後編)
バッテリー交換後編。