古いバイオノートにLubuntu 13.04を入れようとして途中で投げ出した時の覚書
2013/12/07
今回入れようとして失敗して投げ出したのは、今から10年ぐらい前のノートPC。vaioのPCG-FX55V/BPである。今から1年ぐらい前に、古くなったノートPCにPuppy Linuxなるものを入れてみたときのログ的なもので、使ったやつですね。
メモリは元の128MB+入れ替えたバッファロー256MBで384MBにしていたはずだけども、あれれ?…ってことで、そういうことに少しだけ触りつつスタート。
なお、以下の文章は、何かをした都度書いているので、結構適当になっているので注意。
あれれ?メモリが?
1.
本当は、384MBでも動くとされる軽い方のオリビアさん(Linux mint15 Xfceb版)を入れようとしたんだけども、ライブDVDは起動してもそれ以降が動かない。あら困った。
2.
再起動。Linux mint起動メニューにて、memory testを実行。Memtest+が動き始める。すると、メモリーが128MBの分しか認識していないことが判明ってことで、DVDを取り出して、一旦電源オフ。
3.
ノートの裏蓋を外してメモリを挿し直してみたりとなんやかんやで、メモリをロックする部分に金具が含まれている方に256MB、プラスチックのみの方に128MBを挿し直した。つまるところ、メモリを挿し込むスロットをそれぞれ入れ替えたところで落ち着いてみる。
ちなみに、メモリの外し方や装着法はusylog:ノートパソコンで、メモリを増設・交換する方法やIODATA アイ・オー・データ機器:メモリーの増設方法を参考に行った。
4.
1年前に入れたPuppy Linuxでシステム周りをみる(参考:Yahoo!知恵袋:メモリ確認方法)と、メモリ256MBとして動いていた。つまり、メモリ2つ同時には動いていなかったことがわかった。
5.
そういえば、もともとこのPCって、メモリを差し替えて途中までは調子がよかったのに、途中でやたらと遅くなったもんで、このノートPCを使うのを止めたんだよねーと思いつつ、ネットサーフィン(死語)を開始。
6.
色々と見ると解決策としては、【安い】VAIO FXシリーズ 友の会 Ver5.0【良品】あたりにあるように、どうも怪しげなメモリスロットの接合部分に対して、絶縁性のある細めの半田でちょっと押し当てる作業をした方がいいらしい。(この部分は私の理解力が足りないので、本文を読む事をお勧めする)
7.
でも、電子工学とあまり関わりのない私が半田ごてを手にとったところで、火傷して終了なのは目に見えているので、その作業はまた別の機会にする。じゃあ現状の256MBで動くやつをつかえばいいじゃないって話へ。ということで、Lubuntu 13.04を入れてみようという方向へ。
Alternate CDを作ろう
8.
やっと本題へ。メモリが少ないPCの場合は、代替インストールなるものを使った方がいいんじゃない的なことが書いてあったので、とりあえず、Community Ubuntu Documentation:Lubuntu/Alternate_ISOのPC32bitを、普段使用しているWindowPC(Windows7が入っている)を使ってisoをダウンロードした。だいたい1時間半ぐらいかかった。
9.
もともとテレビ録画用に買ってきたDVD-RWをPCに入れると、このディスクをどの方法で使用しますか?との文言が出た。なんだかよくわからないので「CD/DVD プレイヤーで使用する」を選択して次へ。
10.
isoburn.exeを使って、isoイメージをDVD-RWに書き込み開始。(書き込み後のディスク確認にチェックを入れた)だいたい10分ぐらいかかった。
インストール開始...
11.
ノートPCを起動後、DVD-RWを入れてreboot。以下、虎の備忘録:Ubuntu その10 古いPCに Alternate CD を使って Xubuntu をインストールする手順1に準じて作業開始。
12.
表示された言語選択画面で、日本語を選択しエンター。次の画面でLubuntuをインストールを選択。しばらく待つ。
13.
「インストーラーの翻訳は、選択された言語では完全ではありません」という文章が登場。スペースで「はい」選択。ここで、なんとなーく左記のことを考えて、LANケーブルを手持ちのルーターに接続。
14.
居住地選択:日本でエンター。キーボード設定:日本語でエンター。キーボードのレイアウトの選択:日本語でエンター。
15.
色々なものがドライバ等が取得されていく中で、ネットワークもどうにかつながった様子。すると、Lubuntuを使うときのPCの名前を入れる状況へ。適当に名前を付けた。
16.
ユーザー名の作成。文字数制限があるのかどうかがよくわからないので適当につけた。さらに、ユーザーとパスワードのセットアップ。これも適当につけた。
17.
8文字未満のパスワードを打ち込んで確認もしてみたところ、8文字未満だから長い方がいいぞと言われたので、しぶしぶやりなおし。
18.
ホームディレクトリの暗号化について聞かれたので、「はい」を選択。次に時間設定。タイムゾーンが東京のセットされていた。どうせ、日本は東京しかないんだろう、このすっとこどっこいということで、そのままでいいので「はい」を選択。
19.
ディスクのパーティショニングでディスク全体を使うを選択、ディスク確認「はい」、変更を書き込みますかで、ちょっと躊躇して「いいえ」を選択。ちょっと落ち着いたのち、「パーティショニングの終了とディスクへの変更の書き込み」でエンター。そして、「はい」へ。
20.
インストール開始。20分後、パッケージマネージャーにて、プロキシ使うなら情報入力しなさいよと表示。使う人は何か書いて、書かない人は空のままエンターで、再び、時間待ち。
怪しい雲行き
21.
さらに30分後。画面を見るとインストールステップ失敗の文字。「ソフトウェアの選択とインストール」ストップした模様。再度、そこから始めることにして観察開始。
21.
アップデートについてどうするか聞かれたので、「セキュリティアップデートを自動的にインストールする」を選択してエンター。しばらくして、言語サポートをダウンロードするかどうか聞かれたので「はい」でエンター。
22.
10分後、ファイル取得が一旦終わったところで、エラーが出たので、そこをパス。ソフトウェアは何か別の方法で取得できるだろうと、楽観的に考えることにした。
23.
「ハードディスクへのGRUBブートローグのインストール」から再開。マスターブートレコードにインストールするかどうか聞かれたので「はい」でエンター。システム設定を世界標準時に設定していますか?と聞かれた。多分、そうしていると思うので「はい」エンター。
24.
インストール完了。DVD-RWを取り出して、「続ける」エンター。再起動。ソフトウェア部分をまるまるパスしたせいなのか、途中でストップ。なんだかよくわからない文字化け現象が起きていた。
25.
とりあえず、再起動してもそのままなので、なんとなくエンター。そうしても何も起こらない。やっぱりソフトウェアパートが問題なのか。
ちゃんと焼けたかはチェックしましょう
26.
再び、DVD-RWを入れて再起動。「ディスクの破損をチェックする」ことにした。すると、そもそもチェックサム検証に失敗しているとのこと。そりゃあかんわな。
27.
ダウンロードし直してDVD-RWに書き込み、再びディスクチェック。やっぱりエラーが出た。とりあえず、無視してインストールへ。前回と同じくソフトウェアパートでストップ。もしかしたらDVD-RWそのものに原因があるのかもしれないが無視。
28.
昨年購入した、ubuntuがらみのムック本についていたソフトで焼き直し。再びそのDVD-RWをノートに入れて、ファイルチェック。無事、完全性を確認。つまり、焼く段階がダメだったのね。
それでもだめだったorz
29.
インストール作業開始。やはり、ソフトウェアのパートでエラーが生じた。もう一度「ソフトウェアの選択とインストール」を選択。そのまま放置。一応完成したものの。次に再起動させたときには、どうも途中で止まる。どうもグラフィック関係がダメっぽい。ここで投げだした。つまり投了。
ってことで、色々と失敗したままそのまま失敗に終わったいうなんともばつの悪い物語なのでした。これをメモっておいて次の参考にする予定なのだけれども。
(2013年12月7日追記)
後に、古いバイオノートにLubuntu 13.04を入れてちょっと動かしたときの覚書として、インストールが上手くいったときのログも書きましたが、上記のやり方で何がダメだったのかの理由は分からずじまいでした。
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