11年前のニュース (過去記事ビラ配り編)
旧ブログを畳んでいくためのコーナーであるところの、過去記事掘り起こしコーナー。今回は、2007年6月8日に書いた、社会保険庁長官が年金記録問題がらみで東京駅でビラ配りをしましたというニュース記事に対して、ちょこっと意見を書いたときの記事を掘っていくものとなる。
なお、社会保険庁というのは、かつて存在した官庁でありました。なお、2018年においては、ここの業務のうち年金がらみの移行先であるところの日本年金機構のからみで、まーた何かやらかしやがったという状態になっているのは、なんの因果かのう……
ってことで、掘り起こしという名の別記事生成開始。ただし、過去の記事は、この記事が投稿されたころには消去する。
2007年のころ、いわゆる年金記録問題という、オンライン化したときの入力ミスやら不備やらでずさんな管理しやがってこのやろーというようなことがあったのですよ。他にも色々と問題を抱えていたというのは、これはまた別のお話。
11年経っても、データがらみで似たようなことが起きているなあというある種の絶望感が漂うのはさておいて。
さて、そんなグダグダ管理状態になったデータについて、そのデータが合っているのか、間違っているのか、最終的に判断できるのは、払っている側になっちゃったわけであります。
なので、現状管理している記録が正しいものかどうか、ちょっと年金を払っている皆さん、受給予定のみなさん確かめてね(はぁと)ということになったわけですね。
ということで、当時の社保庁長官が年金記録の確認をお願いするためのPRとして、東京駅の前でビラ配りをしたということがありましたとさ。
という、わざわざビラ配りしたという話について、私は2つの意見を書いていたのだった。
「長官がビラ配りしたとて何の意味もないでしょ。もし、本気でビラ配りやりたいなら全国行脚せえよ。年金問題は東京だけの話とちゃうぞと」という趣旨のことが一点。
もう一点は、旧ブログからは消す予定ではあるけれど、引用の形をとって表示。
2.ビラ配る暇があるなら、データのチェックをしろ
コンピューターでもマイクロフィルムでも紙でもいいから、データ確認をしている作業姿を、マスコミに撮らせたほうがよっぽどPR活動になるだろうに。そうすれば、無駄なビラのコストもいらんわけだしさあ。
社会保険庁は、マスコミのことを批判だけしてくる厄介者と思っているのだろうが、むしろ、マスコミを利用することを念頭に入れれば、これほど、便利なものはないと思うのだ。
2007年における、マスコミに対する私の認識は、こんな感じだったのだというのがわかる。なんだかんだで甘かったですねと。これも、あと2、3年もすると滅ぶべきとはいかなくても、ある程度弱体化させないといけない危険な存在であるという認識に変わるのは、また別の話である。
以上。
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