多分紹介の仕方の初動ミスなんじゃないの(過去記事ライフ)
ものすごく久しぶりの過去記事発掘の回。今回は、前のブログで書いていた、
「仮想現実の世界はリアルワールドとは無縁であってほしいんだけどな」(2006年12月29日投稿分)
「SecondLifeを断念するたった一つの理由」(2007年03月09日投稿分)
を加筆というか、ほとんど書き換えたものとなる。
なお、この記事を投稿した時点で、前のブログの記事は消去するってことでスタート。
2006年末での日本におけるセカンドライフの紹介がイビツ
2007年の流行になるであろうと期待されていた Second Life。2006年末においても、いわゆる、やってみよう系の記事は目立っていた。
しかし、その内容といえば、なんでもできますよ〜という面よりは、ええ金ヅルありまっせ的な、箱物でも作って企業の皆さん広告出しましょうや的な、どうも例の勢力が働きかけていたノリが主軸になっていたのだった。
仮想世界での土地がナンボになってどうたらこうたらという、いかにも鉱脈見つけましたというところがやたらと直接的だったんだなあ、これが。
個人のステルス主義こじらせ思想
さて、その頃の、私の根底にある思想の1つとしては、ネットの世界はリアルワールドとは無縁な世界であってほしいというものがあった。
つまるところ、せめてネットの世界ではリアルのことを忘れさせてほしいのに、ネットにリアルの残滓を持ち込むということは、その世界がどんどんリアルの嫌らしさだとか汚さだとか圧力だとかが入るということになるから、やめてよねという部分である。
そういう思想をこじらせていることもあって、実際、仮想世界の土地がナンボみたいな、ゲスい面を推しまくるところを見て、ネガティブマインドの集合体たる私は、ただただ「うわぁ…」と思うだけであった。
面白いからやってみようというすすめ方じゃなくて、飯のタネになるかもしれないからやってみたら的なすすめ方は、多分、アカンやろうなあとも思っていた。
ただ、個人の感情よりは、世間の反応の方が正しい。ここで私と世間の乖離が見られるのか、まだ私は世間よりなのか、ちょっと楽しみでもあった。
宣伝のやり方がまずかったんじゃないのかなあ
結果、日本においては、ピンとこないままという状態となった。ただし、個人の感情とは関係なく、その時代の割にはPCの要求スペックが高かったということが一因だったのかもしれないので、ここについてはなんともいえない。
なお、この2016年においても、Second Life official websiteは存続しているオバケメタバースであるようなので、やっぱり例の勢力が、紹介の仕方を思いっきりミスった結果なんじゃないのかねえとは思っている。
私は、例の勢力のことを、上手くやっているようでいて、新たに手がけようとしていることに対しては意外とお滑り率が高いよねと、心の中で思っているので、ちょっとニヤニヤモードだったりするのは内緒である。
以上。
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