アンチもそれなりに楽しめた筑紫哲也NEWS23の思い出(ブレない過去記事)
今回は、2008年11月7日に旧ブログで書いた「主義主張はことごとく合わなかったけれど、結構私は見ていた筑紫哲也NEWS23」について、加筆修正したものとなる。
というのは、先日の「某大物司会者の番組降りますよ。理由は息子絡みであって自分の件ではありません宣言」があったことを受けて、そういえば、こんな記事書いていたなあということで、掘り起こすことにしたのだ。
もっとも、自分の件ではありません部分は、大手マスはだいたい無かったことにしている(もちろん報じているところもあるよ)様子であり、ますますマス離れが増す原因なのにね…と、さらなる絶望感が増すこととは特に関係のない過去記事ではある。
また、どうせ、今後は、ドキュメンタリーか本か何かで、某大物司会者と息子(どうも癖っぽい?)が互いに向き合って、二人三脚で再起をはかる的なことでもやって美談化して、しれっと復帰させる流れを作ろうとしているんだろうなあということとも、特に関係のない過去記事ではある。
なお、この記事が投稿された時点で、旧ブログの記事は消す予定である。ということで、スタート。
2013年においても、TBS系でNEWS23は形を変えつつやっているのはさておき、今や、ちょっと昔と言ってもいいのかもしれないけれども、筑紫哲也さんが、この番組のメインキャスターを長年やっていたことがあったのだ。
私個人の思想とはかなり違う人ではあったんだけども、筑紫さんがキャスターをやっていたころのNEWS23は、何故かよく見ていた。
かつて筑紫さんの横にいた佐古さんがあまりに地味すぎたことに対してだとか、特集コーナーなどで、何故か不安をあおるかのようなBGMがかかることに対して、テレビの前で、「なんだこの番組は、コノヤロー」と、突っ込んだりしていたものだった。
そして、色々な意味で人気コーナーだった多事争論も、筑紫さんの出すコメントのほとんどが、私の主義主張とはことごとく合わない。
だもんだから、私はテレビに向かって「それは違うだろう!この(自主規制)が!!」と文句言いながらも、ニヤニヤしながら見ていたものだった。
私の中での筑紫哲也NEWS23は、ツッコミエンターテイメント番組だったのかもしれない。
もちろん、筑紫さんの見方に賛同する人もいるだろうから、よくよく考えてみれば、この筑紫哲也NEWS23というのは、筑紫さんの主張のファンの人も、アンチの人も十分に楽しむ事ができる、かなり優秀で魅惑のコンテンツともいえたのかもしれない。
では、なんで、魅惑のコンテンツになっていたのかと考えると、多分、筑紫さんの基本的にブレない姿勢があったからと思う。
ファンにとって、ぶれないというのは良しとすることは当たり前だけど、私タイプのアンチサイドの人間であっても、ぜーんぜんブレないからこそ、叩きやすいし、そういう結論にまとめやがってコノヤロー!と、言いやすい。
これが、典型的なその場しのぎの大衆迎合型のMCの(自主規制)さんとの大きな違いである。そんな人を夜の報道に回そうという計画があるとか、ないとかいう話(この頃、例の番組降板大物司会者が、夜なんとか!的なものをやるんじゃないのかという噂が立っていた)もあるんだから、どないなっとんねん、TBS。
そんなことやっていると、また誰かに「TBSは死んだ」と言われるぞ。
というわけで、なんだかんだいって筑紫哲也NEWS23は面白い番組だったということなのだ。
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