かつてのアニメ感想ダイジェスト ペルソナTS編(過去記事リバース)
2016/01/23
2008年1月からの6か月間、前身のブログで書いていたPERSONA -trinity soul-(ペルソナ~トリニティ・ソウル~)について、ダイジェスト的(一言メモ的)に淡々と書いていくのだ。もちろんネタバレ含みます。
第1話から最終話までで、なんか気になることを書いていたらそれを書き残す方式にして、元記事を軒並み処分する方針でやるのだ。
#01
ペルソナ3を原案にしたオリジナル展開らしい。だが私は、3の状況がまるでわからない。三男さんは、あからさまな弟キャラと見せかけて、なんだか自分の中で女の子を飼っているっぽいキャラという、なんという節操のないキャラ設定なんだろうというぐらいアレなキャラである。
#02
結局のところ影抜きという儀式がいったいどういうものなのかというのが、さっぱりわからんという所である。というわけで、アフロ!アフロ!アフロ!
#03
三男は相変わらず、二重人格くさい表情をとる。噂の刑事トミーとマツ並に、「この男女!」って言われる事で暴発しそうな気配だ。あと、このアニメはどうやら全て見終わった後で、もう一度見返してみると、そういうことだったのかと分かるタイプみたい。
#04
謎のキーワード、くじらのはね。ただ、最近のアニメ世界でクジラというと、思わせぶりに出しておいてフラグを回収せず、存在しなかったことにした某種の宇宙クジラを思い出してしまう。長男のペルソナは、相手のペルソナを倒すことで中の人も倒してしまうようだ。でも、次男のペルソナは、ペルソナだけを消滅させたり、相手を痙攣させたりと、何だかおもむきが違うわけである。謎が深まるばかりである。
#05
特A潜在のペルソナをころしてでもうばいとるアイスソード勢力と、それを守りたい勢力との争いがどうやらあるようだ。長男さんは守りたい側の人間のようである。本編はアフロ君の友人を巡っての話。適度に集められたピースを少しずつ合わせていく感じのアニメは大好物なので、この調子で見ていきたいものだ。
#06
休憩の回と見せかけて、実は色々な情報を小出しにしてきたというバランスの回。ほのぼのした中に、情報が満載だったのだ。
#07
人が行方不明になる事件の影に赤服ガール。クジラの羽根と共に現れる彼女は瞬間移動を繰り返す。でも、何を基準に人を連れ去ろうとしているのかは謎。三男の勘の鋭さは相変わらず。発展途上姉さんの過去の事故のことまでわかってしまう能力。そんな能力って、日常生活において邪魔でしかないだろうに。
#08
登場した瞬間に視聴者には正体がバレバレのメガネっ子。でも、鈍感な次男はどこかで会ったよなあ程度の記憶力。2回襲撃されているのにね。三男坊やめぐみが言うにはペルソナと守護霊って似たようなもんでしょとのこと。ただ、それが最初から自分についているペルソナなのか、それとも人為的につけたペルソナなのかということで見解が微妙に変わってくる話。実は、物語の根幹に関わる一説だったのではないかと考えるのだった。
#09
近未来の世界では医学が発達していて、脳みその一部を移植できるぐらいになっているようだ。ユキの脳みその一部が、三男坊の脳みその中にあるのですな。なんだその銀狼怪奇ファイルのノリは。今後、三男坊は「俺に不可能はない」なんて言い出す日が来るのだろうか。
#10
前回のサイドBの展開。なので今回は次男の出番はほとんどなし。アフロとめぐみとカナルのパートと、長男と三男とメガネ娘のパートの二本立て。長男の前には大人バージョンの赤い服の姉さん。長男はあっさりペルソナで彼女を撃ちぬく。撃ちぬいたあとに、残ったのはやっぱりくじらのはね。
#11
話はカナルを更正させようとする、めぐみ、アフロ、次男坊、三男坊の感動秘話へ……といいつつ、実はめぐみとカナルとの軽い百合テイスト。さらに、三男坊のエプロン姿、及び、年上趣味じゃない発言。ええ加減にせえよというくらい、アレな要素がてんこ盛り。もうこの時点でお腹いっぱい。
#12
もしかして前半戦で長男退場か? そんな線が見えまくりの30分。キーパーソン小松原さん。ペルソナ大好きおじいさんにして、マレビトの上の方の立場の人で、3兄弟に興味津々。長男だけスカウトしちゃおうという気マンマンである。三男の外科手術もペルソナ研究の実験の一環だったのかかなあという話は多分今後語られるのだろうねえ。
#13
長男とおっさんとの雪山デートがスタート。おっさん曰く、最近ペルソナ使いが減っているのも、裏でごにょごにょやっている何者かのせいだそうな。ペルソナ2以前の設定ならそういう話になると、ニャル先生の仕業だろうなあという予想はつくけれど、ペル3はやったことないから、まるで予想がつかん。
#14
前回、雪山の話だったのに、いきなり夏の話になっていた。あまりの時間の進み方に驚愕。予想通り女医さんは退場。そして、長男は行方不明。電話のお兄さんが引率者になって、次男たちと事件を追いそうな気配が強くなってきたわけで、さらにペルソナのアクション要素も大きくなっていくのか?
#15
長男のお友達にして電話の主であった真田サンが、本格的に動き始めたのだった。今回は事件の背景を真田サンと寮長さんが、ペルソナ使いたちに語り、スカウトするという回であった。ちなみに、真田サンは刑事さんたちも仲間に引き入れたようだ。この世界でのペルソナは年齢制限があるのね。
#16
例のマレビトを率いているおっさんが行方不明という点。さらに、あのおっさんだったら、薬の成分分析なんてとっくにやっていると思ったのに、そんなことをちっともせずに、薬屋に頼りっきりだった点。あんな分けのわからん巨大プラントがあるくせに、成分分析のための装置を用意していなかったのか。
#17
めぐみとその継母との和解の物語。本質的なところでめぐみが善人だったからよかったものの、屈折した人間だったらどうだったろう。みかんを持っている手を叩かれた時点でペルソナ発動だろう。あと、この番組、かなり前の話の伏線を回収にかかってくることが多いからなあ。色々注意して見ないといけないなあ。
#18
謎の赤い服の女、アヤネ(年上バージョン)が三男に直接コンタクトをとってきたのだね。次男には精神攻撃をかけるわ、三男には接吻して「何か」を吸い取りにかかるわの、ナイスな女である。
#19
サイクロイドVは深いぞ。現状では、三男の中の人はユキになってしまっているようだ。でも、次男の友人たちは三男の内部変化には気付いていないようだ。ちなみに、ユキはダンスに興味津々の様子。ユキは青春を謳歌したいのだろうか。そういえば、まだカナルの球体の件も、カラオケ店での大惨事の件も、回収されていないなあ。
#20
無意識の海の中で、アヤネによって分離されたジュンは長男と出会い、長男の心の中を知る。どうやら、相手の心がわかる能力は洵側に備わっている模様。ユイは、次男をさそってデート気分。はっきりいってはたからみるとアレである。夏のどこぞの会場で2人の漫画が売られていそうなぐらいのアツアツぶりである。次回予告のカナルのあまりにも邪悪な感じがたまらん。
#21
車椅子おじさんの極悪っぷりと物語における色々な仕掛けをオープンにする回でした。まだ謎として提示されているのは次男の10年前の記憶喪失問題と、カナルの問題。メガネさんこと「まゆり」というのは、カナルの昔の知り合いだと思っているから成立している存在。でも、そのカナルの記憶自体が作られたものだったとしたら… いや、まいったね。
#22
あまりの急展開ぶりにもうあたしゃ、わけわからんのよ。ペッタリ君もメガネさんも裏返っちゃうし、カナルは人造人間だし、車椅子おやじも人造アヤネに吸い取られるし、その人造アヤネも暴走の後、三男のペルソナで静まったものの、当の三男は、次男にサヨナラいうし…
#23
思いっきりバッドエンディングの方向に進んでいます。カナルの家の演出からしてもうね。すでに耐用年数から6ヶ月経過しているとか、謎の風船ペルソナはカナルがヒトとしての人格が形成されつつあることの証かも知れないことを示唆するめぐみだとか、次男の皮膚に載った雪が溶けて水になったけど、停止したカナルに載った雪は溶けずにそのままとか、もうね。
#24
10年前の出来事のお話。この物語のネタバレ的な話である。鈍感な長男とエーコねーちゃんとのラブラブ話にはならずに、ほとんど救いのない展開になっちゃうのね。次男の10年前の記憶の謎も回収。そりゃあの状況じゃあ、両親にトドメを刺したのは僕だよねーと思うわな。そのときの記憶の消去を行ったのが、諸悪の根源の小松原おじさん。なんちゅー話だ。
#25
慎兄ちゃんのペルソナの剣の説明やら、元々ペルソナを持っていた大人は、ペルソナによる攻撃に対してある程度の耐性を持っているという話がここへ来て回収完了。慎兄ちゃんは10年前の事件が無ければ、皆幸せだったのにと思っている。一方、アフロ拓朗くんと、ダンサーめぐみさんは10年前の事件があったからこそ、皆と出会うことができてよかったのではないかと思っている。この対比が心憎い。
#26
スーパーなしのOPだった最終回。このアニメはいたるところに伏線が張り巡らされていた。それをきっちり回収処理できていた。非常に丁寧な作りが好きだった。EDにて、三男坊がやたら♂の喋り方になっていた点も、丁寧に作られた結果。でも… いやややあああ… あの洵が「アニキ」だとか「オレ」なんて言葉を使うのは、いややあああああ。
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