電卓・愛のメモリー編(過去記事リニューアル)
今回は2006年08月06日に書かれた記事を加筆等したもの。
Excite Bit コネタの記事で書かれていた、電卓ののM(メモリー)機能についての記事について、述べた回である。
この記事を読んだとき、メモリ機能があまり知られていない前提で話が進んでいたことにちょっとびっくりしていた。事務職の人じゃなくても、誰でも知っている機能だと思っていた。
何故なら、子供のころ適当に電卓で遊んでいれば、別に説明書を読まなくとも、M+やM-などをいじりまくっているうちに、なんとなく、和に関係するボタンだということに気づくだろうと思っていたからだ。
でも、この2006年8月6日の投稿後、他の人に色々と尋ねたら、ゲーム機能つきの電卓で遊ぶとか、数字遊び(12345679×任意の数字×9的なやつ)っていうのはやっている人はいるにせよ、私がやっていた遊びをするというのは、あまり一般的ではないようであった。
私がやっていた遊びは、特に目的もなく、電子音付きの電卓のボタンを押しつつ、音(何を押しても同じ音)を聞きつつ、数字を見て満足するという遊びであった。もっとも、これは遊びと言えるのかどうかは知らない。
それはさておき、電卓について、昔(2005年の段階で昔といっているので、もっと昔の話)こんなことを思ったことがあった。
こんなメモリー機能よりも、関数電卓には存在している( )←かっこ機能を、一般電卓に付ければ直感的にわかりやすいんじゃないのかと。わざわざ、M+やM-を使わずとも、与えられた式のまま打てばいいんだから、楽なんじゃないかと思ったわけだ。
でも、こりゃだめだろうなとも思ったわけだ。
括弧機能はわかりやすい反面、カッコがあるごとにいちいち打ち込む必要がある。加減乗除メインであるところの一般の事務処理の速度を考えると、タイムロスを起こすだけの要らない機能といえる。
「わかりやすさ」と「速度」は一致しないのだ。
一般電卓に、括弧機能が無くてメモリー機能だけがあるのは、電卓製作者がみんなのためを思って編み出したものなんじゃないかなあ。
つまり、電卓製作者の愛のつまったメモリーなんだろうなあ…という締めの文章になっていた。
以上。
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