かつてのブログの女王のブログ人気の理由を考えたときの回(過去記事再編)
2005年05月31日に書いた記事の再編。
知らない人がいるかもしれないので、一応、書いておくとかつて、眞鍋かをりさんはブログの女王なんて言われていたことがありまして、その人気の理由を考えてみたっていうのが、かつての記事の内容だったのだ。
このブログの女王の記事内容そのものは、「一芸能人の身近に起きた出来事をつづったもの」という、その頃は極々よくあるタイプのものだったのだ。
今の、某芸能人ブロガーたちに、彼女の爪の垢を煎じて飲んでいただきたいのはさておき、一見すると、他の日記系ブログと何ら変わりがないのであるが、違うんだなあってことで、その頃、あげていた理由は3点。
1.読みやすい
一行で一つの内容を書いている。しかも、行間スペースも空いていて見やすいという点。なお、2010年前後での某芸能人ブログとは異なる点としては、水増しのための行間ではなく、ただただ見やすいというレベルの行間であった。
この要素のおかげで、横並びの文字文化になじみの薄い人々でもテンポよく読めるのある。あのねのねさんの名曲魚屋のおっさんの歌よろしく、言っている事自体はたとえ普通のことであったとしても、リズムよく楽しめるという効果を生み出しているのだ。
2.緊張と緩和
だんだんと1行の語数が少なくなっていく…あれ、どうしたの?消えちゃうの?うさぎはさみしくなると死んじゃうんだよ(実際は死なない)…と思ってリズムよく読んでいるうちに、ドカンとフォントを変えて、オチを繰り出すという点。
こうすることで読み手側への緊張を与え、オチ部分で、心もろとも緩和してくれるのである。この緊張と緩和によって、1/fゆらぎ効果が表れ、人をリラックスさせるとかさせないとか…(ゆらぎ効果はないよ…)。さすが、教育人間科学部、恐るべしである。
3.顔文字が効果的
感情を表すときに顔文字を使う人は多いと思う。でも、あまりに顔文字が多いと、君は感情的な子だなあと思ってしまう。しかし、この記事ではあまり顔文字は姿をあらわさない。そして使うときは、強調すべき部分でドドーンと使われているのである。
こうすることで、よりいっそう顔文字の感情表現というものが、より一層深みを増すのであるのだと思う。
なんてことを、書いていたわけだけれど、今や顔文字は当たり前の時代だからのう…世の中の進歩ってすごいのう…
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