枠の上に打たないための秘策(過去記事再編集版)
かつてのブログの2005年3月30日の記事の再編集版である。
サッカーを見て思ったときの文章で、青い服の人がシュートしたボールがやたらと枠の上に飛んでいたときに思ったことである。(今はそういうこともけっこう少なくなったよねえ)
なんで枠の上にボールが流れるのか?これは、ピッチの上の妖精や魔物のせいではなく、どうやら理由があるようだ。
大体上に行くときはボールの回転が横から見ると時計回りに回転している。(少なくとも、この時、私はそう見えた)
で、ここで2005年の段階で押入れあたりにしまっていた物理の教科書を広げてみる。すると、ボールの回転運動によって、前進運動によってできる空気の流れが、ボールの上下(空に近い側と地面に近い側)で変わってくるらしい。
そのボールの下側では空気の流れが邪魔されて、上では空気の流れがスムーズになる。で、流れが邪魔された方が、されていない方より圧力が大きくなる。
つまるところ、地面に近い側からのボールへの圧力(下から上への圧力)の方が比較的に大きくなる。よって、どんどんボールが上へ行ってしまうのである…図がかける状況にないので説明しにくいがそんな感じらしい。
要は、マグナス効果のせいで、青い服の人はボールを枠の上に飛ばしていたのだ。だから、悪いのは、青い服の人じゃないよ、空気の流れが悪いんだよという結論を書いていたのだった。
前身のブログは、こういう方向性で記事を書こうとしていたわけですなあ。この方針のまま、今の続けていたら、また違って人生が歩めたかもしれませんなあ。
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