制作者と視聴者との関係の変化 備忘録515回
笑っていいともがらみで、この手の話で有名なものといえば、コーナーに一般人扱いの子供が登場して、「どこから来ましたか?」と聞かれて所属事務所を答えちゃった事件とか、(皆知っていたとはいえ)某女優さんがテレフォンのネタバレをしちゃった事件だねえ。
それはさておき、今回の件は、なんかネットの片隅で話題になっているらしい。こんなの、昔だったら、笑い飛ばされて終わるパターンだったような気もする。それこそ、某子役事務所事件は、翌週からは笑いのネタになっていたわけだし。
なんなら、やるならもっと上手くやれ、上手く隠せという声だったらわかるんだけど、どうもそういう感じでもないらしい。どうやら、視聴者サイドのテレビの見方も変化しているんじゃないかなと思うのだ。
少なくとも、テレフォンのネタバレなんて、ここ最近のことなんだから、もともと、そういうこともあるってことは、見ている側も薄々分かっているという部分もあるわけですわな。
ある種、作り手側と見る側との、「分かってるんだろう?」「おう、分かってるよ」的な、共通の秘密を持って見るというか、共犯関係的な見方っていうのが、もうできなくなっているのかもしれない。
これは、単純に視聴者がピュアになりすぎていることによるのか、ここ数年のこの放送局に対する不信感からくる、ボロを出したら攻撃してやれ精神によるのかはわからないけれど、とにかく、もう、見る側と作る側の関係性っていうのは、結構な崩壊状態にあるんだろうなあっていうのは、なんか感じるわな。
「いいとも」でヤラセ疑惑!? 出演した“一般女性”がお笑い芸人と発覚して非難轟々
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121219-00000050-rbb-ent
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