すくわれるもの 備忘録506回
リアルワールド外における、フェイスブックにせよ、ツイッターにせよ、ニコニコの生配信にせよ、あるいは、リアルワールドにおける、舞台にせよ、ライブにせよ、基本的に、わざわざ見に行く人っていうのは、基本的にその対象に、善意であれ、悪意であれ、興味がある人たちなわけですわな。
そういう興味のある人たちを囲い込んで商売をすることで満足できる、あるいは、それで事足りる職ならば、それでいいんだろう。でも、そうじゃない人たち、例えば、本来は世間相手の商売をすべき人たちが、集まってくる多数の人々と取り巻き的な関係を作りこんでしまうと、非常に危険なのであります。
自分に都合のいい意見しか集まらなくなるのは基本で、自分をdisった相手に対して、勝手に取り巻きが戦いに行ってくれるという自前の兵隊を持つことにもなるっていうのは、自分サイドにとってはメリットにはなるんだろうけれども…
自分が思っていることと、多数派の取り巻きサイドが思っていることとの乖離があまりにも大きくなったときにどうなるか。
それを止めようとすれば、多数派の取り巻きサイドは「私が信じてきたあの人は、そんなことは言わないはずだ。だから、我々が正しくあの人を導いてあげないといけない!」なんという風に、逆転関係が起きちゃうわけで、結局、本人の意思とは関係ないところで、行動をとらざるをえない状況になることだってあるわけですわな。
どうも取り巻きに足元をすくわれそうな人が、この10月あたりからやたらと増えてきたので、書いてみた。
宝島社
売り上げランキング: 10293
1年前の記事(2011年11月11日-11月20日)
辞退 備忘録352回
天才子役枠のイス取りゲームにおける現時点での勝者の方 備忘録351回
私に時間があればなあと思ってみたものの 備忘録350回
そういえばそんなこともありました 備忘録349回
多角化の罠 備忘録348回
この手のランキングにありがちな話 備忘録347回
貢献度という名の外堀の埋め方 備忘録346回
汎用性が高い人のさだめ 備忘録345回
無力感と絶望感と(偽twitter)
Pick Up
- 1
-
Macbook air Mid2012 のバッテリー交換を行おうとして右往左往したときのログ(前編)
やったときのログシリーズ、バッテリー交換編
- 2
-
Macbook Air Mid2012 のバッテリー交換をしたときのメモ(後編)
バッテリー交換後編。