シンプルじゃないなあ(新備忘録 #139)
私の軽減税率の見解としては、過去3回ぐらい書いているのかなと。
そもそも消費税を上げること前提で動いていることが、なんだかなあというのはともかくとして、軽減については、一貫してややこしいから止めとけという主旨で書いている。いわば、支援としてやるなら給付金が楽なんじゃないのという、まんま某省的なポジショントークだわなあ。
なお、ややこしくなるであろう例として過去あげていたのは、こんな感じのことである。
缶詰が金属と食物とで構成されているものとした場合、どの段階までが金属として扱われるのか、どの段階から食物として扱われるのか、どの段階から加工食品として扱われるのか
もっとも、現状は、去年書いたことよりも境界線話はもっと深いところに踏み込んでいて、テイクアウトか外食かのレベルの話であーだこーだということになっているので、上記の話は「金属か加工食品か」の境界線を考える話になるんだけど、まあ、今回は知らん。
それはさておき、テイクアウトか外食かという話が出てくると、どうしても、隠しルート、いわば、グレーゾーンを考えたくなってしまう。
とはいえ、おそらく、テイクアウトといっておいてその店の敷地内で食べる、いわば、イートインは、ちゃんと定義付けがないならば、実質的に外食でしょと言われそうだよなあと思う。「実質的」っていうのは、ある種の人たちの大好物だろうから。
じゃあ、たまたまコンビニSでテイクアウトとして買ったものを、歩いている途中で命の危機を感じるほどお腹が空いてしまって、コンビニLやコンビニFなどに立ち寄ったあげく、店員の制止も聞かずに、そこでそのテイクアウトをしたものをたまたま食べてしまったという場合どうするのかなというようなことを考えたくなってしまう。
そのコンビニSとLとFに資本関係がない場合、LやF側も店員が制止しようとしているし、買った当人ももともとテイクアウトのつもりで買っていて危機回避のために食べてしまったわけだし、コンビニS側もまさか別のコンビニで食べているなんて思ってもいない。
この場合、どう対応になるのかなと思うと、ワクワクが止まらないわけである。
これを究極的にやりだすと、コンビニの買い物客と食事スペースで食事をとる客との相互交換の常態化って話にもなる。
現状、外食屋とされるであろう店は、客がイタリアンの店でテイクアウトして、寿司屋のテーブルでそのテイクアウトしたものを食べる、その一方で寿司屋でテイクアウトした客が、コーヒー屋で食べて、コーヒー屋でテイクアウトした客が餃子の店で飲むと。で、その餃子屋でテイクアウトした客はイタリアンで(以下略)
外食屋同士の相互乗り入れみたいな、なんだかよくわからない状況になることだってないわけじゃない。
基本的にややこしい話になればなるほど、悪知恵が働く勢力は間隙を突こうとするわけなので、本当はルールはシンプルな方がいいんだけどなあと。
誘導目的
なし
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