古いノートPCにDebian GNU/Linux 7.4を何だかよくわからないまま入れてみたときのログ
VAIO PCG-FX55V/BPの中のHDDをBUFFALOのSSD(SHD-NH64PU2)に交換した回の続きである。話的に別の事もやりたいのう、どうしたもんだかと考えてみた所、Debianならなんとかしてくれるという、仙道さん気分で、やってみることにしたのだった。
申し訳程度のスペック説明
今回使用したPCの主なスペックなんだけれども、元々のものは、「バイオノートFX」PCG-FX99V/BP・FX77V/BP・FX55V/BP・FX11V:ラインアップで、変えていないものはそのまま。
プロセッサはモバイルインテルCeleronプロセッサー900MHzのまま、
メモリは片側のスロットにバッファロー製の256MB(なんだったかは忘れた)を入れていて、もう片側のスロットは接続不良の状態。
HDDの代わりにSSDを取り付けていて、BUFFALO製の64GBになっている状態になる。
なお、この古いノートPCに対して、熱を冷ます用に、ELECOM 冷え冷えプレート/アルミ+ゲル/15.4in_17inW対応/シルバー SX-ASA4Lを敷いている。
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古ノートだから仕方がない
まずは、Debian -- 最小の CD を使って、ネットワークインストールするから、ファイルを取得して、いつもの焼き作業。そのCDをいつもの古ノートに入れて開始。
ここで、InstallやGrapical installを試してみるものの、動いている気配はあるんだけれども、進む感じが全然しない。このポンコツPCめ!ってことで、仕方が無いので、Advanced OptionからExpert installへ。
しばらくすると、Debian installer main menuへ。
どうやら、古いバイオノートにLubuntu 13.04を入れた回でやっていた、LubuntuのAlternate版を入れるときの流れとだいたい同じ感じになりそうである。
下準備のフロー
Choose languageへ。日本語を選んで次へ。場所の選択、アジアですね。場所の選択続き、日本ですね。ロケールの設定、デフォルトはja_JP.UTF-8の様子。そのまま続ける。
次はキーボードの設定。日本語になっていたので次。CD-ROMの検出とマウントへ。途中でusb-storageを検出したらしい、よくわからないのでそのまま続ける。CD-ROMが検出されたらしい。
debconf 優先度の変更。低のままにしておけば、色々と質問をしてくれるようなので、そのままで。
ここでようやく、CD-ROMの完全性をチェック。多分、大丈夫だろうけれど、昔、何度かやらかしているので念のため。どうやら完全性は確かとのこと。ということで、CDからインストーラコンポーネントをロードへ。
どうやら、メインどころはインストールしてくれるそうで、補助的なものが選択肢に含まれているとのこと。でも、何を入れて、何をやめればいいのかわからない。説明文の中に、おそらく必要ないと書いてあったので、特に選択せずに次へ。
すると、Debian インストーラーメインメニューの選択の幅がやたらと広くなった。ここからが本編かもしれない?
基本的な設定のターン
ネットワークハードウェアの検出は特に何事もなく進む、次にネットワークの設定へ。ここで、ネットワークを自動的に設定しますかということで、はい。どうやら検出できたようだ。
ネットワークの設定の、ホスト名入力。別にこのノートPCに付箋か何かで、ここのホスト名は○○ですみたいなものは貼っていないので、任意のものを入力して次へ。ドメイン名。別に何か特別なことをするわけでもないので適当。ユーザとパスワードのセットアップ。シャドウパスワードを導入を強く推奨されてしまったので、有効にした。
次、rootでのログインを許可しない場合、ユーザアカウントが設定され、'sudo'コマンドを使って root になる権限が与えられるうんぬんの話へ。
なんとなく、許可しないよ=sudoをハナから使うよということで、次へ。
ユーザアカウントは非管理者権限で、rootアカウントの代わりとして使うために作成されるとのこと。ますますよくわからない。適当に名前をつけた。さらに、アカウントユーザー名の登録。適当に命名。パスワード設定も行った。
時間の設定。NTPをつかって時刻設定を行うことにした。設定先はデフォルトのものを使用。Asis/Tokyoを選択した。ディスクの検出は何事もなく次へ。
何故か止まるポンコツドライブ
ディスクのパーティショニングへ。さて、何がなんだかわからない。とりあえず、ガイド・ディスク全体を使い、LVMをセットアップするへ。
次に、この間、換装したSSDを選択すると、パーティショニング機構として、初心者ユーザ推奨のすべてを1つにする案と、/homeを分割する案と、/home、/usr、/var、/tmpを分割する案が表示されていた。
とりあえず、やたらと多く分割する案を選択してみると、現在のパーティショニング機構で満足いくものかどうか確認してみたら?と言われたけれども、右往左往してみても何がなんだかわからんので、はいへ。
新しいシステムのボリュームグループ名の入力。適当。
ぼーっとしていると、home:約50GB、root:約350MB、swap_1:約530MB、tmp:約400MB、usr:約9GB、var:約3GBで分割された模様。もう何でも良いので、パーティショニングの終了とディスクへの変更の書き込みへ。はいを選択。
ベースシステムのインストール。とやっていると、75%ぐらいで何故かエラー発生。CDROMが入っているのに、入れてくれみたいな表示。
毎度おなじみ、ポンコツCDドライブによる、ポンコツな結末へ。いや、これはねえ…ってことで、CD/DVDドライブから円盤を取り出せないときに使えるアイテムを今更紹介する回でも書いた方法でCDを取り除いて、再びやり直し。
やり直し作業は早く終わった
やり直し、今までやったことをさっさと行い、パーティショニングのターンへ。今回は、LVMをセットせずにやってみることに。分かれた量はだいたい一緒で、root分は無しの模様。ベースシステムのインストールへ。何故か75%の壁は突破した模様。
すると、インストールするカーネルを選択する場面へ。いや、どれを選べば良いのやらわからんものの。なんとなく、最初から選ばれているlinux-image-686-paeを選択。どうなっても知らん。
次に、initrdに含めるドライバを汎用にするか目的化にするかという話が出てきた。とりあえず汎用へ。どうやら上手くいった模様。
次は、パッケージマネージャーの設定。ネットワークミラーを使うことにして選ばれたものをそのまま選択した。すると、non-freeのソフトウエアを使うかどうか聞かれた。もしかしたら使用するかもしれないので、はいにしておいた。
しばらくした後、セキュリティアップデートとリリースアップデートの利用するかどうか聞かれたので、両方とも利用することにした。
ソフトウェアの選択とインストールへ。しばらくすると、Debianパッケージの利用調査に参加するかどうか聞かれた。これは自分の本能の赴くままに選択した。
次は、おそらくはマニュアル表示のスピードがらみの話。とりあえず、よくわからなければ無効のままでどうぞとあったので、いいえへ。
運命の選択・チェックを外すターン
ソフトウェアの選択。デフォルトでは、デスクトップ環境、プリンタサーバー、ノートPC、標準システムユーティリティーに印がしてあった。プリンターサーバーはとりあえず外した。また、デスクトップ環境については、このままじゃあどうも重たそうな奴が入ってきそうなので、これも外した。
結果、ノートPCと標準システムユーティリティのみ入れる事にした。
つまり、初心者のくせに、イバラの道を歩む事に決めたのだった。
そして次は、ハードディスクへのGRUBブートローダーのインストールへ。はい。インストール終了へ。
入れる事はできたようだが…
リブート。もちろん、デスクトップ環境を入れていないので、CUIでしばらくは操作しないと行けない訳だ。とりあえず、設定したユーザー名とパスワードを入力して、log in。しかし、画面を見てみると、どうも文字化けの気配があった。
はてさて、これからどうなる。そして、どうするってことで、次の回のメモはある程度書いているのだけれども、投稿はまた別の話。
参考サイト色々
Debian GNU/Linux インストールガイド
Debianをインストール
ITpro:インストール完全ガイド - Debian GNU/Linux 5.0
Debian ロゴ:
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