とある戦いの譲歩ラインを妄想する 脳内整理編 窓野総研 第82回
明日あたりやるらしい、某お台場近辺での、メディアに対するデモ。正直、デモの目的がどこにあるのか、私は知らないので、あくまで、架空の戦いとその防衛ラインみたいなものを考えてみる。もちろん、個人の妄想なので、念のため。
ひとまず、メディア側がどうすりゃ勝って、どうすりゃ引き分けで、どうすりゃ負けなのかを考えてみようとしてみたのが図1。
メディア側が、デモ側にいるスパイ役あるいは極端なナントカ主義者的な人を抽出して、デモやっている人はアレというのを、世間に対して印象操作できた場合、メディア側の完全勝利となる。某脳科学者が海外に配信していた手法ですね。
で、メディア側も、弄られると都合がよくない部分もあったりする。おそらく一番、クリティカルなのはクロスオーナーシップ絡みの話を弄られること。この制度上、日本でこの絡みのことを報じられることは無くとも、海外メディアはお構いなしに報じてくるわけで、これが万が一、国際的に非難されて黒船レベルで攻められる状況は、一番避けたいケースだろう。
電波オークションは、総務省が少しずつ動いているのか動いていないのかよくわからない状況ではある。これが始まると、電波使用料が激増することになるので、なるべく避けたい部分。最もそれだけ銭を持って払えるところは、テレビ局ぐらいしかないだろうけれども。
偏向報道部分については飲もうと思えば飲めるラインだったりする。
まず、偏向とは何かという部分からの議論が始まるし、発展すれば、例えば、諸外国のように、各局が右より・左寄りを明確に示すことによって、メディア集団全体としては、中立性だったり、公共性を保つことが出来るよねという考え方のシフトなどが可能みたいな話だったする。
少なくともこの部分を議論しましょうという結論にすることで、メディア側も時間的猶予を持つことが出来るので、印象操作作戦が失敗した時は、ここで譲歩することもできるのだ。
で、デモ側はどうすりゃいいのかってなると、まずは、メディア側に印象操作がされないように、不安要素を戦略レベルで、なるべく排除することが必要となる。昨日の敵は今日の友なんていうけれど、敵の敵が友である保証なんてどこにもない。
そして、戦術レベルとしては、デモがそこそこ上手くいっても、日本のメディアで報じられるのは雀の涙だったということを鑑みれば、海外メディアを意識しての主張を行う方が、確実に相手にダメージを与えることができることになる。
ってことで、双方にとって、一番、しっくりくるのは「偏向報道やめましょうよ」の主張とその譲歩じゃないのかなあと。中立性・公共性とは何ぞやという部分が掘り起こされれば、双方とも有意義な時間になるんじゃないのかなあと思うのですわ。
はてさて、どうなることやら。
Pick Up
- 1
-
Macbook air Mid2012 のバッテリー交換を行おうとして右往左往したときのログ(前編)
やったときのログシリーズ、バッテリー交換編
- 2
-
Macbook Air Mid2012 のバッテリー交換をしたときのメモ(後編)
バッテリー交換後編。