ま総研2000(まどの総合研究所ver.5.1)

みんながみんなその物事に興味があると思っちゃいけないよという精神で綴る備忘録

ブログ運営における50の疑問を解決? 窓野総研 第72回

      2010/12/29

なんだか、思いっきり久しぶりのブログ論クラッシュのコーナーである。(そんなの聞いたことがないのは内緒)今回のエサは、ホームページを作る人のネタ帳:あなたのブログの再訪問者を増やす50の方法。再訪問者を増やす手法を真面目に書いている記事である。

それに対抗して、経験から感じた50の疑問とその解決法を書き記してみるのだ。全てが全てその時々で正しいとは限らないので、1つの指針として使ってもらえればこれ幸い。ちなみに全部本として扱ってみると、10万3000冊くらいになった。これはきっと数え間違い。多分、お腹がすいているからなんだよ。

ってことで、ブログ論クラッシュのコーナースタート。

ブログ運営に不安を感じていませんか?
サイトの新規訪問者は53万です…なんて言えるようになる方法もあるにはあるらしい。私は知らない。でも、それよりも遥かに重要な事があるんだよ。

それは、たった1人の回復要員であるデンデを真っ先に倒すこと…じゃなくて、たった1人の再訪問者を増やす方法と言われている。

ブログをやっていれば、最大瞬間風速に見舞われることもあるだろう。それは、大手の個人ニュースサイトがリンクをくれたとき。しかし、その記事だけが目が触れられるものの、全く注目されない記事は、相変わらず注目されないことになることが多い。

これは、再訪問者なんていらねえよ、夏。効果である。再訪問者を1人増やす努力を怠れば、最大瞬間風速のまま終わってしまうってことがほとんどである。

記事は、いつ、突然注目されるかわからない。初めて書いた記事かも知れないし、100記事目に書いた記事かも知れない。そんなチャンスをつぶさずに、きちっとした再訪問者への考慮をしておく事で、その瞬間からあなたのブログはアクティブになり、多くの訪問者が訪れるようになるらしい。

そのチャンスは、有名なツイッターユーザーがたった一言つぶやいてくれただけかも知れない。そのときに、あなたがしておけばよかったと後悔しても、遅いのだ……

なーんて思いながらブログ運営をしたところで、だから何やねんというのが今回の私のポジション。そんなことを考えながらやっても、面白くもなんともないだろう。ってことで、ブログ運営上の疑問の解決法を今回50取り上げたいと思うのだ。耳をかっぽじってよーく聞けい!

ブログ運営における50の疑問を解決?
1)1つ1つの記事の精度を高くしないといけないの?
1つ1つの記事を丁寧に書いたところで、いわゆる、専門家連中には勝てるはずもなし。
ゆえに、大雑把に記事を引用して、わずか3分や5分で書き上げた物を公開した方が、即応性が高い。兵は神速を貴ぶって言うでしょ。人和無しはハンデとして成立するのだ。

2)ブログ全体の記事内容をカテゴリってどこまで特化すればいいの?
ブログの特色が出ると、それだけでリピーターは増える。多くの人は、膨大な情報量よりも、自分の好みの情報を求めるからだ。

ただし、あまりにも特化しすぎると、マニアックすぎて、牌のマックスが制限される可能性がある。再訪問者が増えたところで、牌の奪い合い戦争では不利になる。だから、特化するにしてもある程度広いカテゴリーにする方が吉かも。

3)記事の中のテキストに色は単色の方がいいの?
記事が、見にくい場合、人はそのブログの他の記事も「見にくい」というレッテルを勝手にはり、そっとそのブログを閉じる傾向にある。某ラジオ番組のハガキのルールも色をカラフルにしちゃダメっていうのがあるよね。だから、多分、単色の方がおすすめ。

4)記事の中に絵文字ってどうなの?
絵文字問題。PCならまだしも、ケータイになると、機種で見えたり見えなかったり色々と面倒くさいことになる場合があることだろう。だから、意味不明な文字化けにうんざりすることもあるかもしれない。リスクは負ってはいけないのだ。

といいつつ、私はケータイでブログを見たことがないわけので、文字化け現象が起きるかどうかは知らない…というか知ったこっちゃないわけだが。

5)リンクの色って何色がいいの?
訪問者は、見たい記事を見たいだけであって、他の記事には何の興味もない。だから、リンクの色がどうとかなんて、知らんがなの世界である。

6)タイトルをテキストではなくロゴ画像にした方がいいの?
ロゴ画像はなかなか、見た目としては魅力的ではある。商売としてのサイトでは多少重視すべきところでしょうが、高々、情報を知りたいだけの人間は、そんなの気にも留めないし、どうでもいいことである。

7)webサービスって作った方がいいの?
webサービスなんて、スキルも無いのに作れるわけがないだろう。それに、どこの馬の骨とも知らん奴のサービスなんて誰も使わない。使ってもらえる人っていうのはだいたい、もうすでにネットでの人気者であって、我々とはかけ離れた選ばれし者なのである。

8)関連エントリーを記事の最後に表示した方がいいの?
記事の最後には関連するエントリーを並べて見たところで、どうも、クリックされることはあまりない。だいたい、貴方が他のブログを訪問したときに見るのは、当該記事と、一歩進んだとしてもTOPページぐらいだろう。

関連記事をクリックすることなんて、レアケースとして捉えておいた方がよいのだ。

9)左記事右メニューというデザインの方がいいの?
左ヒラメ右カレイってことだが、だからといって、別に記事が見たい人はどっちに記事を置いても見るから、心底どうでもいいことである。

10)広告って貼らない方がいいの?
いわゆる嫌儲体質なんていうのは全体から見ればレアな連中で、一般的にネットを使っている人たちは、別に広告があろうが無かろうが、記事を見る奴は見るだけのこと。こんなのは極めてどうでもいいことなのだ。

11)コメント欄は開けておくべきなの?
他人の意見なんて、聞きたくない、聞きたくない。自分は散文をまき散らしておいて、それは無いだろうという意見も、聞きたくない、聞きたくない。今日、耳、日曜~。まあ、好きにすれば。

12)背景を黒にするっていうのはどうなの?
背景が白だろうが黒だろうが、記事だけを見に来ている人にとっては、基本はどうでもいい話。ただ、白の方が無難ではある。なぜなら、黒を扱うと、人を呪わば穴二つと申しまして、なかなか扱いが厄介。上級者用ですわ。

13)本文のフォントって何を選んだらいいの?
明朝体が画面表示されると、怖いという人が、ごくまれにいるらしい。どうやら、昔読んだ、怖い本のことを思い出してしまうかららしい。知らんけど。好きにすれば。

14)記事のテキストの装飾CSSがなんたらかんたらって何?
CSS? なにそれ?食べられるの? ということで、装飾CSSなんてことを知っている人は、とっくにネット上級者。記事を読みに来た人は、そんなことは知らないし。装飾がどうあっても、記事を読んだらオサラバなので、気にもしないのだ。

15)背景色やテキスト色はどうすればいいの?
正直、15項目以前の項目で、出ていることをもう一度言っているだけのことである。ということで、ちょっとした水増しエントリーなのである。

16)リツイートボタンって設置しておくべきなの?
置いても、置かなくても、どうでもいい存在。呟きたいやつは勝手に呟くし、呟きたくない奴は呟かない。それだけのことである。

17)facebookのいいねボタンの設置した方がいいの?
16項目目と一緒にしてもいい話なので、これはちょっとした水増しエントリーである。

18)大手ソースからの転載ってやめた方がいいの?
転載は基本的にOUTなので、引用をしましょう。実際、転載と引用の違いが私にはさっぱりわからないわけだが。

19)オリジナル記事にこだわった方がいいの?
1人が考えていることは30人ぐらいが同じことを考えていると思った方がいいだろう。それに、本当に独創性のある記事なんてものは、誰にも共感を得られないだけで、クズ記事でしかないのだ。オリジナル記事なんていうのは幻想にすぎないのである。つまり、好きにすれば?ってことである。

20)まとめ記事って書いた方がいいの?
まとめ記事は、自称インテリ層を釣るのに最適なコンテンツである。とくに、ギーク系列が喜びそうな、英語記事リンクなんか作った日にゃあ大量である。その中で、まともに英文を読める奴がどれだけいるのかなんて関係なし。自己顕示欲をくすぐる、まとめ記事はなかなか有効手段なのである。

21)自分の得意分野の記事で勝負した方がいいの?
得意分野なんてものを本当にネット上に出してしまったら、たちまち、中の人の正体がバレる可能性もある。特に、その得意分野に関心を持つ人なんていう、狭いコミュニティの人が来てしまった日にゃあ、即特定で終了ですよ。はい。本当に得意なことなんて隠してリスクは回避しませう。

22)3カラムと2カラムってどっちがいいの?
どっちでもいい話である。商売用のサイトならまだしも、ただのブログだったら、自分が気持ちいい方を選べばいいじゃない。

23)テキストサイズはどうすればいいの?
小さいと読みにくい。それだけ。でも、どのサイズが読者にとってよいのかは、こっち側にはわからない。適当でいいじゃない。

24)だから、結局、コメント欄はどうすれば…?
コメント欄を解放したところで、どうせ、他人の意見なんて聞く気はないんだから、閉めちゃいましょう。だいたい、コメント欄に何か書こうとするぐらいの積極性があるのなら、とっくに、その人はブログなりツイートなりブックマークなりをやってますから。

25)動画を作ってみるっていうのはどうだろう?
作り手側の時間拘束も激しい動画をイチイチ作るぐらいなら、記事を書いた方が時間的にマシかもしれない。

26)説明書的な記事を書いてみるといいらしいのですけど…
使い方や説明書的なものなんて、他のマシなブログがとっくにやっている話。書くんだったら、自分用のログとしておく程度にしましょう。

27)ブログデザインはオリジナルの方がいいの?
オリジナルを考えると、結局1日使ってしまうのが関の山。それだったら、記事を生み出していた方がよっぽどマシになることだろう。

28)人気のアピールをしてみるっていうのはどうなの?
ブログが人気なら、そんなこと悩んでないで、記事を書きなさい。

29)画像を多く使ってみるっていうのはどう?
言葉よりもイメージというのは、重要なのはわかる。でも、あまり多く使いすぎると、ただ重いだけのブログになってしまう危険もあるわけだ。なので、なるべく、画像は少なくまとめた方がいいかもしれない。

30)いつもより5倍長い記事をつくって見るのってあり?
速度を貴ぶタイプのブログの場合、長い記事を作ってみても、きわめて効率は悪いです。だって、読者のみなさんって、この記事に飽きてきているでしょ。

31)タイトルの吟味って重要ですよね?
記事タイトルはブログの生命線なのはわかるけど、そんなことを考えている暇があるなら、記事を生産すべきである。

32)記事の中に過去記事を引用するっていいんじゃないの?
これは意外と有効。でも、基本的にその回の記事内に、軽く過去記事の内容は書いておいた方が親切。読者は、筆者が思っている通りには動きませんよ。

33)トラックバックって最近どう?
今更、トラックバックって面倒くさいので、別に送りたかったら送る。送りたくなかったら送らないでも、誰も文句は言わないんじゃないの? むしろ、送ることで変なことになるケースがあるからなあ、最近。

34)参考になったと思うブログ記事へのコメントってどうすればいいの?
ブログのコメント欄への書き込みは妙なことになりかねないので、それ以外の手段でやった方が無難。まあ適当に。

35)あなたが何者かであるかって見せた方がいいの?
プロフィールはなるべく抽象的なところで済ませておいて、詳しい情報はなるべき出さないでおきましょう。そんなのバレたくないんだから。

36)ブログの歴史って見せるようにした方がいいの?
ブログ履歴は一応作っておくほうが、作り手側としてのテンション維持には役立つことだろう。でも、読者にとっては、きわめてどうでもいいことなので、作成はほどほどに。

37)ブログって毎日書くべきなの?
ブログなんて、所詮暇つぶしツールなので、暇なときに書き、書きたくないときは書かない。これでいいのだ。書かない日が続けば続くほど、見えてくるものがあるんだよ。

38)強い意見・主張ってした方がいいの?
正直、強い意見なんて、今までほとんど書いたことがございません。多分、強い意見を書きだしたら、全てを焼き尽くしてしまう可能性があるもの。自分の本質が強力な毒気だと自覚症状がある人はあまり主張はしない方がいいかもね。

39)表示って軽くした方がいいの?
重いよりは軽い方がいいよね。

40)jQueryがどうたらこうたらって何の話?
そんな技術なんて知らない。というか、そういう部分をいじれる人がうらやましい。

41)ソーシャルメディアに参加したほうがいいの?
そういうのが面倒くさくて、一人でブログをやっているんだからほっといてくれ。

42)自分に興味のないものを書くのってどうなの?
興味ないものをわざわざ記事に書いてもシンドイし面倒くさいだけ。まあ、やめとけ。

43)人気のエントリーの表示ってした方がいいの?
過去記事のうち人気となっている記事を一覧化してみるものたまにはいいかもしれない。でも、人気になった記事なんてあったっけ?

44)読者のためのサプライズって用意した方がいいの?
40項目目と被る。そんな技術も知らないし、読者も記事が見たいから来ているのであって、他のサプライズなんて必要ともしていない。

45)記事の中にスペースを入れるって何の話?
記事の中の余白は、見やすさという点で非常に大事な要素になるって話。ただアメブロの芸能人ブログみたいにする必要はないぞ。

46)長い文章は文法無視して改行してみるっていうのはどう?
それはどうだ

ろう。

47)イベントに便乗みたいんですけど…
イベントにわざわざ反応するのもどうでしょう。そんなのはどっちでもいいんじゃない?でも、帰ってきたときに定食メニューが食べられる暮らしって重要だと思いませんか。

48)レビューを書いてみるってどう?
とりあえず、試したことを書いてみると、意外と食いつきがいいかもしれない。

49)ネタ帳はフォローって何の話?
知らんがな

50)最後の最後にオチをつけるってどうなの?
オチが弱いと、ただただ悲惨な目に合うので、無理にオチなんてつける必要なんてない。そんなのは他のブログに任せておけばいい。

以上。

っていうか、こんな長いの誰が読むんだよ。面倒くさい。

 - 窓野総研