AKB包囲網を突破せよ? 根拠なし現状把握編 窓野総研 第62号
24時間テレビが放送される前の段階では、本当に世間的に人気なのかは、私にはまだ正直、計れないAKB48というグループがございます。
世間的な人気はよくわからないけれど、各芸能事務所+各マス媒体+広告代理店が、歩調を合わせて、いわば、AKB包囲網状態で動いている以上は、いずれは世間的人気も確保して、1人勝ちになる可能性はきわめて高いわけだ。
ただ、1人勝ち状態になると、その1人勝ちのアイドルグループがぽしゃってしまうと、とんでもない冬の時代が来ちゃう危険がある。だから、私は1人勝ちになっちゃうのは不健全と考えている身分。何組かが切磋琢磨している均衡状態が好ましいと思っているのであります。
さて、今回は、WITCH HUNTING GIRLSCOUTS:【緊急討論】ぶっちゃけ娘の現メンバーはAKB48の大躍進に崖っぷちの危機感とか感じてるのかなあ?に、インスパイアされちゃってみることにしたのだ。
そう、単なるテレビっ子たる私が、上から目線を越えたハイパー上から目線で、何の論拠もなく、知ったかトークで、AKB48の対テレビ戦の戦闘力を見て、現状を把握していくことにするのだ。
当、エントリーは、ある種、とあるグループのメンバーご卒業について思うこと 草稿編(第61号)の続きと思ってもOK。
念のために言っておくと、ここで語るのは、対テレビ戦の戦闘力についてであって、板の上のことはさておいているので注意。
AKB包囲網と24時間テレビ後予想
現状ではAKB側は圧倒的な物量作戦を仕掛けている。とはいえ、どうも、関東の視聴率を鑑みると、ある程度、視聴者からは避けられている向きがあるようだ。視聴者からしてみれば、「知らない人をいきなり10人単位で押し付けられても知らんがな」の世界である。
しかし、本日、2010年8月28日放送となる24時間テレビの後は、避けられなくなる可能性が出てくるわけですよ。私がそう思うのは、この間のフジの26時間テレビの状況を考えたからであります。
上田昭夫のひ・と・り・ご・と:2010年07月26日、いわゆるフジテレビの中の人のブログに書かれていた、フジの26時間テレビの視聴率の推移を見てみる。すると、2日目の昼以降、比較的、感動色が強くなってくる時間帯で結構な数字を取っていることがわかる。
私は「感動路線?何それ?食べられるの?」という思考だけど、そんなのはあくまでマイノリティ。マジョリティは、なんだかんだで感動ものが好きなのだ。
特に、今回TOKIOさんがパーソナリティを勤めるわけだ。鉄腕DASH!!効果による、TOKIOさんの、おっさん層・おばさん層の人気は、かなり強力でもあるので、結構、今回の番組を見る人は多いかもしれない。
で、24時間テレビっていうのは言わずもがなの感動ネタの宝庫。マジョリティは見ることになる。そんな中で、どうせAKBの主要メンバーの手紙ネタやら、感動ネタで涙をポロリと流してみれば、なんだかんだで、「ああ。この子らいい子やねえ」的な感覚を持つ人は確実に出てくる。
今、テレビをよく見ている層へのリーチ力を考えると、名前だけで避けられるということは、少なくなる可能性が高いのだ。もしかしたら、「こんな孫欲しいねえ」的な、爺さん婆さん層へのリーチも届くかもしれない。
もしも、そうなると、ますます1人勝ちの可能性は高くなる。物量作戦に好意が生まれると、受け取る視聴者側は、「なんだよこのゴリ押し」という感情じゃなくて、「やっぱり人気があるからテレビに出ているのだろう」という感情になるわけだからねえ。
対バラエティ戦 小隊における保険
今は歌番組ですら、歌番組風バラエティ番組が多い。対バラエティ戦での戦力はかなり重要である。
笑っていいとも ゲスト:AKB48チームK 視聴メモでは、メディア選抜というものは、グラビアやら(ドンジャラやら)では有効であっても、ことテレビに関してはそうでもないというのは書いたと思う。
実際、ここ最近、3人から4人ぐらいの規模でテレビに出たとき、フォーメーションの中には、高橋さんか秋元さんか峯岸さんが、だいたい含まれていることがわかる。食わず嫌い王しかり、サンデージャポンしかり、めちゃイケしかり、笑ってこらえてしかり、他色々あっても、大体、そうだよね。
これは、どんなことが起きても、何とかしてくれるだろう、助けてくれるだろう、いざとなったらオチ要員として、確実にヒットは打ってくれるだろうという、信頼の表れであり保険でもある。
これは、かつてのモーニング娘。さんにおける、中澤さんや保田さんなどの、いわば余人を以って替え難い重要なポジションであり、対バラ戦の要である。
こういう保険になる人がいれば、大抵大事故にはならない。結果、全体で見れば面白いということになり、次のチャンスがやってくることになる倍々ゲーム。さらに、それによって対テレビ戦の経験値がどんどん増えていくので、その保険要員が元気である限りは、どんどん能力が高くなり、グループとしての1人勝ち状態が進んでいく。
保険要員がある程度確立されているという点で、現状でも、かなり強力なグループとなっているのだ。
対バラエティ戦 年末年始予想
年末年始となると、正月番組だのなんだのと色々と特番が多くなってくる。で、11月あたりで、先ほども保険要員として挙げていた峯岸さんが18歳になる。さらに、今後、経験値が増えれば対バラ戦で、かなり強力なカードになる可能性がある指原さんも18歳になるわけですわ。後者はあくまで可能性の段階だけど。
これはつまり深夜収録が可能になるということである。本人の体調さえ万全ならば、年末年始のバラ戦は、これらの保険要員たちが、各チャンネルに散らばって、ほとんどの年末年始の番組の制空権を確保する可能性だって否めない。
年末年始は、どこのチャンネルをつけても「お前いつもいるな」状態になっているかもしれないのです。
対女性
テレビ戦となってくると、対女性人気というのはかなり重要な話になってくる。某日用品・化粧品メーカーが提供していた番組が、夜23時台で高視聴率だったのにも関わらず、女性視聴者が少ないから終わっちゃったなんていう噂もあるぐらいだからねえ。
ただ、現状で、世間的な対女性人気を引き付けていそうな人となると、篠田さんと板野さんぐらいなのではないかという予想となる。「ショートで背の高い子」と「イトーヨーカドーの子」という程度なのか、モデル誌にしょっちゅう登場している子という認識なのか知らんけど、おそらく世間的にはそれぐらい。
ただ、その一方で、ニュース2ちゃんねる:韓国女性グループ『少女時代』 NHKニュースウォッチ9のトップで5分に渡り取り上げられるほど大人気というように、かなり「K-POP軍団は女性人気だよ」という植え付けを一部メディア側が行おうとしている向きも見える。特に女性誌は、その攻勢が結構強いもんねえ。
ということで、この部分がAKB包囲網の現状の弱点であると考えられる。ただ、対女性人気を世間的に確保できうる人は、結構いるし、AKB側はこういうことに敏感なブレーン、いわば対マスのプロを山ほど揃えているだろうから、何かの手は確実に打ってくるだろう。他のグループがつけいる隙のは、まさに今しかないだろう。
とりあえず、ちょっと思ってみた現状把握は、ここまで。とにかく、女性人気という面での、パイの取りあいの勝負という段階に来ているのではないかというのが、私の根拠なし現状ってことで。
※個人の感想です。
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